宮島

chippolino2008-04-27

広島2日目は祖母マンション直ぐ下の公園でよっぴーを遊ばせること数時間・・・。朝から泥遊びにシーソーに石垣に上ったり、祖母曰く「ここには20年以上すんどるが下の公園でシーソーに乗ったのは初めてじゃあ」とのこと。その内にだんなと合流し、近くのユメタウンへ。昨日私の靴が玄関に脱いであるのを祖母はこっそり?履いたそうで、私の靴がたいそう履きやすかったんですって。それで同じ靴を買い求めに言ったわけです。取り寄せにはなりましたが、無事購入でき、私と祖母はおなじ靴をはいています。。。そして3時頃から宮島へ!といっても市内から宮島口近くまで移動し、翌朝から動けるように旅館に泊まったのでした。

3日目の宮島はとってーも良いところでした・・・。私は結構古くは栄えていた、とか現地の豊かな文化、とか風情ある鄙びた土地・・とかいうのが好きで、とってもすてきな土地に宮島は入ります。抜け毛のいっぱい(夏毛に変わるのです。ストレスかと思いましたぜ)の鹿がうろうろしていて観光地って感じなのですが、厳島神社を山をバックに180度見渡したとき、1千年前に生きていた当時の人々も同じ風景を見ていたんだなっていう不思議な感覚がします。千畳閣(だっけかなあ?)から見える風景もすばらしいもので、昔とシンクロするようなというのは言い過ぎかもしれないですけど、自然が美しいので何だか遠い昔が夢想されるみたいです。宿泊ホテルがナイトツアーなるものをやっていて肝の据わった元気なおばあちゃんが登場。名物のしゃもじは召し捕るに掛けた縁起物だとか、厳島神社と清盛の歴史だとか、色んなことをおもしろおかしく教えてくれるわけです。中でもピカがあったとき、沢山死体が流れてきたけれども宮島自体が神の五体とされているので引き上げるわけにもいかず対岸に流し返さざるを得なかった話などは、参加者は何人も涙が出ていました・・・。たぶん、あのおばあちゃんは戦争の事を伝える機会を作る為もあってガイドを引き受けているんだろうな。

昼間は弥山にのぼっていましたが、よっぴーは半分くらい肩車。大阪のおばちゃんたちに、らくちんいいな〜と言われつつほんわか下山致しました。大阪のおばちゃんたち、明るくてサイコーです。